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アレグロテンポでの動かし方のコツ

以前、グリッサードとアッサンブレの習得について説明した記事を書きました。


今日はグリッサードやアッサンブレを含めた、アレグロの速いテンポのアンシェヌマン(基本的なステップを組み合わせて一連の動きにしたもの)でも、スピード感を失わず音楽に合わせて軽やかで巧みな足さばきを見せる「動かし方のコツ」についてお話しします。


トウで立つバレリーナ


やりがちな間違い

バレエを習い始めて間もない方は、センターレッスン中のアレグロでステップの連鎖に出す足が追いつかず、音楽にも間に合わないという場面が多く見られます。


実はその原因のひとつが、踊り始める前の5番ポジションでの立ち方にあります。


上半身の姿勢の重心が下がったまま立っていると、本来軽く動かしたいはずの下半身に上半身の重さがのしかかり、足がスムーズに出せなくなってしまうのです。その結果、足さばきがもたつき、音楽にも遅れが出てしまいます。



動かし方のコツ

バレエでは姿勢と引き上げが重要です。背筋を伸ばし、上半身を上へと引き上げておくことで重心や中心軸が安定し、グリッサードやアッサンブレなどの速いテンポのアレグロも軽やかに動けるようになります。


バレエでは姿勢と引き上げが重要

バレエにおいて"姿勢"と"引き上げ"は見た目を美しく見せるためだけでなく、踊りやすさそのものを大きく左右するポイントでもあります。


背骨や内臓がぐっと上に支えられることで下半身にかかる余計な重さが減り、足が自由に動きやすくなります。これにより速いアレグロにもスムーズに対応できるようになっていきます。


  • 背筋を伸ばす

  • 上半身を引き上げる


まずはこの2点を意識して、センターレッスンでのアレグロに挑戦してみましょう。


何度も繰り返し練習することで、引き上げの感覚も音楽に自然と乗れる"流れるエネルギー"も身につけることができます。


また、音楽用語でのアレグロ(Allegro)は「速く・陽気に」という意味がありますので、バレエにおいても速いテンポで軽快なステップが踏めるようにイメージして踊りましょう。



これは英国ロイヤル・バレエ団の高田茜さんのアレグロのデモンストレーション動画です。しっかり上半身を引き上げて、陽気で明るく軽快に、流れるエネルギーを発揮して踊ってらっしゃいます。




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