top of page
newsmain.jpg

お知らせ&コラム

NEWS & COLUMN

所作の美しさを育むバレエ

バレエはもともと、15~17世紀のイタリアやフランスの貴族の嗜みや礼儀作法として発展しました。なので基本的にバレエの所作は優雅で美しいもの。西洋のお姫様や王子様のイメージです。


バレエは中世貴族の嗜みから始まった

バレエを学ぶことで、踊っている最中の身振り手振りだけでなく、レッスン中や普段の生活における身のこなしや仕草にいたるまで「優雅さ」「余裕」「美しさ」を身につけることができます。


レッスン中に先生からの説明や指示を聞く時も、バーにだらしなく寄りかかったり、うつむいていたり、内股でボーッと棒立ちしたり、手や爪をいじったりといった集中力に欠ける動作をしてはいけません。



先生のお話を聞く時の正しい立ち姿

バレエで先生の話を聞く姿勢

① 足は軽く1番ポジション(もしくは3番ポジション)

② 真っ直ぐの姿勢で話している相手の方向におへそと顔を向ける

③ 腕は体の前で軽く手を組む


これは真っ直ぐの姿勢キープと話を聞くための集中力を身につける練習にもなります。さらに、姿勢だけでなく話を聞く際の目線・表情も重要です。


④ 話している相手に目線を向ける

⑤ 話を聞きながら内容をしっかり脳にインプットしている表情を自然にできることが理想


これは有名私立小学校の受験の面接にて求められる条件です。5~6歳という年齢で取り組む内容ですので、小学生や中学生、ましてや大人ができないのは正直マズイです。


小学校受験の面接

踊りのテクニック以前にまずこの話を聞く際の立ち姿から練習する必要があります。



バレエは団体戦

「私は踊りだけできれば良いのよ!」と勘違いしてはいけません。日頃の素行が悪いダンサーの踊りを誰が見たいと思うでしょうか。雑で乱暴な仕草や、レッスン中の態度の悪さの目立つダンサーと誰が一緒に踊りたいと思うでしょうか。


ましてや踊りが上手い「だけ」で普段の素行が雑で乱暴なダンサーが万が一主役に抜擢された場合、群舞であるコール・ド・バレエをその主役の後ろで誰が踊りたいと思うでしょうか。誰も一緒に踊りたいとは思ってくれないでしょう。


バレエの舞台

例えコンクールでソロを踊るだけであっても、衣装を着せて後ろのホックを留めて衣装が脱げないように本番直前に縫ってくれる人や、本番で音楽をかけてくれる人や、バレエ舞台のためのリノリウムを床に敷いてくれる人など、多くの協力者・関係者がいます。


自分1人の力で踊っているなど勘違いしては、良い踊りなどできません。


バレエは心で踊るものです。誠実さや素直さは心地よい波動となり、必ず見てくれるお客様の心に届きます。


「またあなたの踊りが見たい!」「あなたの後ろなら私は喜んでコール・ド・バレエを踊るわ!」そう周りの人から言っていただけるようなダンサーを目指しましょう。


そのためにまずは「人の話を聞く立ち姿」から、相手に対するリスペクトと誠意を表すことが重要です。


バレエはこうした姿勢やマインドの練習の積み重ねで、テクニックだけでなく本人の主体性と協調性を身につけていくことができる習い事なのです。




無料体験や見学も大歓迎!


ルイ・バレエでは、バレエ未経験の方も踊れる体づくりやバレエの基礎を学べるよう、丁寧にサポートいたします。幅広い年代の方の基礎体力強化、お子さんの情操教育や集中力アップにもお役立ちいただけます。まずは気軽にカジュアルに、バレエの世界を覗いてみませんか。バレエ初心者の方、大歓迎です!


流山市のルイ・バレエ・アカデミーは江戸川台駅より徒歩3分、流山おおたかの森駅より車で12分!

無料体験レッスンを随時開催していますので、お気軽にお問い合わせください。

TEL:090-5423-7342



 
 
 

コメント


bottom of page