バットマン・タンデュ・ジュッテ（battment tendu jete／仏）
バットマンは「打つ」の意。タンデュは「張る・伸ばす」の意。ジュッテは「投げる」の意。バットマン・タンデュ・ジュッテ＝脚を打って張って投げるというパ（動き）で、バットマン・タンデュの発展系となります。
タンデュと同じ方法で、動脚を床から15度や45度の高さに投げる（離す）パです。正しく行うことで両脚・足の動きに力強さとスピード感と正確さを与えます。
動脚・足で意識するポイント
バットマン・タンデュ・ジュッテの際、動脚（動かしている方の脚）が地面から離れ、空中で動脚を保つ必要があります。動脚は脚全体の力を使って「空中で一瞬とめる」ことで、動脚・足の強さが鍛えられます。
軸脚・足で意識するポイント
バットマン・タンデュ・ジュッテの際、動脚（動かしている方の脚）が地面から離れるため、軸脚のみで全身がグラつかないよう地面に対して垂直に体を保つ必要があります。軸脚は脚・足全体の力を使って「床を押す」ことで、強い軸脚として鍛えられ、グラつくことのない安定した踊りに繋がります。
ジュッテの意識ポイントまとめ
動脚→空中で一瞬とめる
軸脚→動脚が空中で一瞬とまっている際にしっかり床を押す
この2つのポイントを意識しながらジュッテをすることによって、レッスンの中盤〜後半にかけて出てくるジャンプやアレグロの動き、トウシューズを履いた際のポアントワークの強さに繋げることが出来ます。
日々のバーレッスンではただ単に順番を覚えて動くだけでなく、一つひとつの動きに対しておさえるべき課題ポイントをしっかり確認した上で体得出来るようにしていくことが上達への近道となります。
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