バレエで良い踊りが出来るようになる為に必要なこと、とも置き換えられる話なのですが。
「自分を生きる」と決めた人間がごく初期の段階で取り組まねばならないことは、「ゲスい自分、クズな自分、えげつない自分を認めて受け入れる」ことです。
・腹の底で人を見下す自分
・一番にならなきゃ気が済まない自分
・ワガママを通さなきゃ不機嫌になる自分
・マウンティングマウンテンのトップクライマーである自分
・勝ちしか認めない自分
・傲慢でヒマラヤ山脈よりプライドが高い自分
挙げればキリがないけど、そういう世間一般的に「悪」とされる自分が例え1%でも自分の内側にあるのなら、それは確実に「在る」ものだし、そこを認めた上で「その上で自分はどうしたい?」って自問自答するのがスタート地点です。
それを認めないわ、ゲスな自分を認識しないわじゃ、結局は現状に被害者ぶって弱い人ぶって他人や環境のせいにして言い訳ばかりになる。話にならないですよね。
「私だけが我慢してれば全て円満に済む!」みたいなこと、私も若い頃やってました。そうやって我慢してれば済むと思って逃げ続けてるのは自分だし、我慢することでの恩恵やメリットを優先してるだけだし、結局は誰よりもがめつくて、悪い意味でずる賢い。
・被害者ぶれる(悦に浸れる)
・弱い人ぶれる(悦に浸れる)
・言い訳が出来る
・問題解決させずに全部蓋して見ないふりしてGOの典型的日本人気質のままでいられる
・考えずに済む
・やらなくて済む
書いてて気持ち悪くなってきました(苦笑)。こんな自分が内側に1%でも居るなら気持ち悪くて仕方ないし、悦に浸ってた自分に気づいたから治すを努力したし、逃げてきた自分を奮い立たせました。ただそれだけのことです。
私がHSPにも否定的なのは、HSPを言い訳にしてませんか?って思うからですし、人のせいにしていれば自分は傷つかないで済むから楽な生き方でいいですねって思うから。(超絶ヒステリックマウント思考)
「私こんなに頑張ってるのに~!」って悦に浸ってる自分、1%でも自分の内側に居ませんか?ともかく着地点の浅さは人生の浅さに繋がります。年齢なんて関係ありません。うつやパニックやHSPについて浅い着地点しか見い出せないなら、あなたはそれを人生全般で同じことやってますよ、ということ。
もちろん、バレエでも同じことをやっています。これは間違いないです。
学生時代、書道で人間国宝級レベルの先生が居たのだけど、その先生は「字を見ただけでその人の性格が分かる」って仰ってました。お料理の先生も「一口味見をすれば作り手がどんな気分で作ったか分かる」って言われていました。
バレエもひと目見ただけで、その人がどんな踊りか、どんな性格か、どんなレッスンをしてるか、日々何を食べているかを一瞬で見抜ける先生は沢山いらっしゃいます。
私はバーでもプリエとタンジュさえ見れば、その方がどんな性格か、学校でどう過ごしているかすぐ分かるし、見えます。本人にとって何が檻になっているかも見えます。
レベランス(お辞儀)なんて一目瞭然で、一発でお里が知れると言っても過言ではありません。品のあるなしはバレエを知らないお客様でも見抜けるものです。
ルイ・バレエ・アカデミーの若い生徒さんたちに、「挨拶、返事、リアクションは芸事の世界で一番大事!」とキツく私が言うのは、それらが出来ないと結局本人が将来的に必ず困ることになるから。周りの大人がしっかりしなければねってことは、ずっと言い続けています。
私はもっと今より光輝きたいからこそ、もっともっと深く自分を知りたいし、どんな自分も全部まるっと愛したいと思っています。自分を見過ごしてきた期間が30年以上ありましたからね・・・。ゲスでクズでカスな自分も「これが自分」と認めた上で、更にアップデートを重ねていきたいです。
自分にも他人にも環境にも優しくなるには必要なことです。自分にもお客様にも、心に響く良い踊りをする為にも、必要なことだと思っています。
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