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バレエ初心者がやりがちな間違いと対策①「土踏まずのロールイン」

更新日:7月27日

バレエのレッスン中に先生から説明や注意を聞いて、頭では理解したつもりでも体は正しい動作がついてこないことがあります。


今日はバレエの基礎レッスン中についやってしまいがちな間違いについてお話ししたいと思います。もちろん正しいやり方についても説明しますので、しっかり頭にインプットして実際の動きの中で体で正しくアウトプットできるよう何度も実践してみてください。



やりがちな間違い①

土踏まずのロールイン

バレエは常に足裏で床をしっかり踏むことが重要です。舞台上でバーを持たず安定した踊りをするためには、体と床の唯一の接着面である足裏で床を踏みしめながら立つことで床に対して「立ちきる」ことが必須です。


これは正しい例です。踵とMP関節(足の指の付け根の関節)と足指でしっかり床を押し、土踏まずのアーチが保たれています。


バレエには正しい土踏まずのアーチが大事

次にレジェンドダンサーのスヴェトラーナ・ザハロワさんの足裏の状態を見てみましょう。



動いていても、いついかなる時も、軸脚も動脚もしっかり土踏まずのアーチが保たれていますね。


足裏で床を押すことによって、床から押し返ってくる力=床反力を土踏まずで受けとめ、床に対して全身がつき上がります。このつき上がる力をコントロールすることでグラグラしない安定した踊りができるようになります。


このことを理解しないまま先生のお手本の見よう見まねで足を1番ポジションや5番ポジションにした際、バレエ初心者の方がやってしまいがちな間違いは土踏まずのアーチを保てずに土踏まずが落ちてしまうことです。


土踏まずが内側へ向かって落ちてしまうことを「土踏まずのロールイン」といいます。


土踏まずが落ちているロールイン

土踏まずが落ちてロールインしてしまっている状態だと、床に対して真っ直ぐ立ちきれていないので体幹が安定せずグラグラし、足の正しいアライメントを保てず扁平足になってしまったり、足底筋膜炎や足首の怪我に繋がる可能性が高くなります。


自分の全体重を支えているのが足裏なので、土踏まずがロールインしたまま踊り続けることは足裏に負荷がかかり足裏の健康に良くありません。正しいポジションに至らないということはテクニックの上達も妨げてしまいます。


正しいポジションを維持するために足裏や足指、足首の筋力トレーニングを行い、土踏まずのアーチを保ち、強化することが重要です。


土踏まずの正しいアーチ


土踏まずのアーチの保ち方

踵とMP関節と足指で床に対して垂直に踏みしめましょう。特に親指の付け根(母指球)と小指の付け根(小指球)の部分は同じ強さで床を踏めるように注意します。


足裏は3点で垂直に踏みしめる

しっかり床を踏めると土踏まずのアーチを高く保てるようになっているはずです。土踏まずのアーチを保ったまま踊るのがバレエです。



プリエの時もジャンプの着地の時も回転している時も、常に土踏まずのアーチを保てるよう訓練していきましょう。この訓練こそが、正しく怪我なく安心安全にバレエを踊るための第一歩です。テクニックの上達においてもこの足裏のアーチの維持があってこそです。


とても地味な動作ですがバレエを踊る上でとても重要です。日々のレッスンでも、まずは全身を支える土台となる足裏の状態からできているか確認しながら取り組んでいきましょう。




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