バレエを習い始めてまず最初に憧れるのは、『トウシューズを履いて踊る』ことではないでしょうか。つま先立ちでクルクル回ったり軽やかにジャンプをしたり…、女の子であれば誰しもが一生に一度は憧れると言われるトウシューズ。
今回はトウシューズを履き始める年齢と条件について書いていきたいと思います。
トウシューズはすぐには履けません
国際ダンス医科学学会のトウシューズの練習を始めるガイドラインによれば、国際基準は『12歳から』となっています。成長過程にある子供の骨や筋肉はまだ弱く、十分に筋力のついていない体では足首や膝関節の固定が不安定で、捻挫や骨折といった怪我のリスクがあるためです。
足首だけでなく、足指や足裏の筋力も重要です。トウ(つま先)で立つ時には全体重の負荷がつま先にかかります。足指一本ずつにしっかりと、指を丸めずに伸ばす筋力が必要です。
また、トウで立った際に美しいつま先の曲線美が必要になるため、土踏まずのアーチがしっかりと描かれていることも重要です。土踏まずのアーチをしっかり自力でキープ出来る足裏の筋力が必要となります。
ルイバレエでは大人の方であっても、足首・足裏・足指だけでなく全身の筋力がトウで立つ負荷に耐えられるようになってからトウシューズでの練習を始めています。
60代で初めてトウシューズを履き始める大人の生徒さんもいらっしゃいます。個人差があるものなので、講師が筋力の発達やバレエ技術の習得具合や成長の速度を総合的に見極めながら講師許可制でレッスンを行っています。
トウシューズを履き始める年齢と条件
12歳以上であり、足や脚、身体全体の筋力がトウで立つ負荷に耐えられるよう発達していること。
バレエの正しい姿勢や基礎がある程度習得され、足のポジションや姿勢・バランス感覚を保つことが出来ること。
筋力の発達具合や技術の習得具合や成長速度など、総合的に見極めたバレエ講師の判断。
大人でも子供でもこれが、トウシューズでの練習を始めるための条件となります。怪我なく安全にトウで立つために、しっかり全身の筋力を鍛え、正しい努力を積み重ねていきましょう。
無料体験や見学も大歓迎!
ルイ・バレエでは、バレエ未経験の方も踊れる体づくりやバレエの基礎を学べるよう、丁寧にサポートいたします。幅広い年代の方の基礎体力強化、お子さんの情操教育や集中力アップにもお役立ちいただけます。まずは気軽にカジュアルに、バレエの世界を覗いてみませんか。バレエ初心者の方、大歓迎です!
流山市のルイ・バレエ・アカデミーは江戸川台駅より徒歩3分、流山おおたかの森駅より車で12分!
無料体験レッスンを随時開催していますので、お気軽にお問い合わせください。
TEL:090-5423-7342
Comments