バレエにおけるディベルティスマンとは
- catadwix1
- 3月18日
- 読了時間: 3分

古典バレエ作品の中でも有名なチャイコフスキー作曲の三大バレエ作品、『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』。これらの最中に、物語とは直接関係のないさまざまな短い踊りがお祝いのダンスとして披露されます。この短い踊りのことをディベルティスマンといいます。
ディベルティスマン(Divertissement/仏)
「娯楽」「エンターテイメント」の意。作品のストーリーやテーマ以外にさまざまなダンスの美しさや音楽を楽しむためのものです。
クラシックバレエだけでなく民族舞踊などのダンスの場面が含まれており、ダンサーたちがそれぞれのテクニックや表現力を発揮できる重要な部分となっています。
『白鳥の湖』では、第3幕の王子の結婚式で踊られるお祝いのダンスがディベルティスマンとして組み込まれています。
スペインの踊り
ナポリの踊り
ハンガリーの踊り(チャルダッシュ)
ポーランドの踊り
『くるみ割り人形』では、第2幕のお菓子の国でクララを新しい女王として迎え入れる喜びをディベルティスマンで表現しています。
スペインの踊り
アラビアの踊り
葦笛の踊り(フランス)
トレパック(ロシア)
『眠れる森の美女』では、第3幕にて100年の眠りから目覚めたオーロラ姫とデジレ王子の結婚式のお祝いに、さまざまな童話や伝説のキャラクターたちが登場します。
シンデレラ
フロリナ王女と青い鳥
宝石の踊り
赤ずきんちゃんと狼
長靴を履いた猫と白い猫
これらチャイコフスキーの三大バレエ作品の評価されるところは物語や振り付けや音楽だけでなく、必ずディベルティスマンを入れて作品全体を華やかにし、エンターテイメントとしてもお客様を飽きさせない構成にしたところ。これによって大きく評価されています。
発表会でもディベルティスマンを披露!
4月26日(土)に流山市文化会館にて開催するルイバレエの発表会でも、『眠れる森の美女』からのディベルティスマンをいくつか披露させていただきます。ただいまリハーサル真っ只中!沢山のお客様のご来場、心よりお待ちしております。
無料体験や見学も大歓迎!
ルイ・バレエでは、バレエ未経験の方も踊れる体づくりやバレエの基礎を学べるよう、丁寧にサポートいたします。幅広い年代の方の基礎体力強化、お子さんの情操教育や集中力アップにもお役立ちいただけます。まずは気軽にカジュアルに、バレエの世界を覗いてみませんか。バレエ初心者の方、大歓迎です!
流山市のルイ・バレエ・アカデミーは江戸川台駅より徒歩3分、流山おおたかの森駅より車で12分!
無料体験レッスンを随時開催していますので、お気軽にお問い合わせください。
TEL:090-5423-7342
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