バレエの6番ポジションは正しく立つ基礎と安全なレッスンに重要
- 4 時間前
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アンディオールの前に「真っ直ぐ立つ」ことが大切
バレエの6番ポジション(両足を縦に揃えて平行に立つポジション)は基本の5つのポジションには含まれないため軽視されがちですが、実はとても重要なポジションです。
特にバレエを習い始めたばかりの方には、大人でも子どもでも「床に対して真っ直ぐ立つ」訓練に6番ポジションは欠かせません。
バレエにはアンディオールという外側へ開く動作が存在しますが、習い始めて間もない方が
すぐにアンディオールをすることは、骨や筋肉に負荷がかかり危険です。
「外側へ開く」前に、まずは「真っ直ぐ正しく立つ」を脳と身体にインプットし、正確にコントロールできるようになることが必要で、そのために6番ポジションでの立ち方や姿勢の維持を習得しなければなりません。
6番ポジションでのプリエやルルべやタンジュができるようになってから、1~5番ポジションでの動きに進む方が、段階を踏んで身体に負荷をかけることなく、安全にバレエのレッスンに取り組めます。
6番ポジションで身体のアライメントを確認する
そもそも6番ポジションとは、無理にアンディオール(外旋)をかけていない、人間の身体において自然な立ち姿です。
この6番ポジションで立つことで、
骨盤が床に対して垂直であるか
肩や腰が左右対称であるか
頭の配置が正しく身体の真上にあるか
など、身体本来のアライメント(姿勢)を確認することができます。

足裏の3点で床を押す感覚を身につける
バレエは足裏で床を押す動作により、床に対して身体を突き上げてコントロール下に置きながら踊ります。
踵
親指の付け根(母指球)
小指の付け根(小指球)
この3点で均等に床を押すことで、土踏まずを潰すことなく、足裏のアーチを保ちながら踊ります。

6番ポジションに立った時も、6番ポジションでプリエやルルべをした時も、足裏3点での床押しが正しくできなければいけません。
距骨の位置を正しく理解して怪我を防ぐ
また、6番ポジションで真っ直ぐ立つ際は、距骨の位置もしっかりダンサーの脳と身体にインプットし、ダンサー自身が動作でアウトプットできなければいけません。
正しい距骨の位置は足の人差し指と距骨を真っ直ぐ結んだライン上にあります。

この距骨の位置も足裏アーチと同じく、6番ポジションで立った時や6番ポジションでプリエやルルべをした時に、必ずキープしたまま動作ができなければなりません。
距骨の配置がよく分からないまま踊ってしまうと足首が内側や外側に倒れ、足首の固定が働かず、捻挫や骨折の原因になってしまいます。距骨の配置を学ぶことはバレエを安全に踊る上でとても重要です。
コーディネーション練習にも役立つ6番ポジション
前回の記事に書いたコーディネーションについても、まずはバーにつかまって6番ポジションでのプリエやルルべで練習することで、動き出しの感覚を掴みやすくなります。
6番ポジションは身体に無理な負荷がかかるポジションではないため、
お腹(骨盤内)
胸郭
頭
腕
脚・足
という順序で身体を動かす際の動作連動を感じやすくなります。身体の中心から動きが始まり、上下・前後・左右にエネルギーが全身へ伝わる感覚を学ぶのに適したポジションなのです。
6番ポジションは美しい踊りの土台
6番ポジションは単なる「足を揃えて立つ姿勢」ではありません。身体の中心軸を感じ、正しいアライメント(姿勢)の感覚を掴み、全身のコーディネーションを育てる原点となるポジションです。
美しいバレエのステップや高い脚上げや回転やジャンプも、実は質の高い6番ポジションという土台の上に成り立っています。とてもシンプルだからこそ奥が深く、バレエの基礎中の基礎を支える大切なポジションと言えます。
ぜひ、バレエのレッスンが始まる前に、バーでの6番ポジションでの立ち方を確認してみてください。「真っ直ぐ立つ」ことで、身体だけでなく心の軸も定まります。
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